情報収集と分析研究

【情報誌】『ミュージアム・データ』

ミュージアムに関する有用な国内外の情報を抽出、分析、編集し公開

プロジェクト概要

現在国内のミュージアム(類似施設を含む)は約9,000館を数え、さらに毎年新しいミュージアムが誕生するとともに、既存のミュージアムがリニューアルによって生まれ変わっています。
ミュージアムが多くの人々に親しまれ活用されるには、ミュージアムの社会的役割や多様な活動を伝えるメディアが求められます。丹青研究所では1987年4月より、国内外のミュージアムや関連機関とのネットワークを通して収集した幅広い情報から、ミュージアムに関する有用な情報を抽出、分析、編集し「ミュージアム・データ」として皆様にお届けしております。

丹青研究所は、今後もミュージアムに関する国内唯一の専門シンクタンクとして、社会に不可欠なこれからのミュージアムのあり方について情報を絶えず収集し、その成果の発信を続けてまいります。

『ミュージアム・データ』は、丹青研究所が運営する博物館情報専門サイト「Museum Data」にて公開中。

事業主体
株式会社丹青研究所
事業年度
1987年~
業務内容
ミュージアム・データの企画・編集・発行
ウェブサイト
http://museumdata.ne.jp/

82号(2021年11月発行)

博物館に求められる機能や役割の拡大、近年多発している災害への対応、社会のオンライン化やSDGsへの意識の高まりといったさまざまな社会情勢の変化を受け、博物館法や博物館に関する定義の見直し等の論議が活発に行われています。

そうした背景を踏まえ、5人の方と意見交換を図りながらテーマを設定し、これからのミュージアムに向けた提言を寄せていただきました。

スタッフ

石川 貴敏企画・編集

◆セミナー・研修講座(講師)
国立博物館や公立博物館、大学、各種団体からの依頼により、これからのミュージアムのあり方に関する講演を行っています。2015年度以降は毎年、企業ミュージアムに関する講演も行っています(2015~2023年度で計15回実施)。
◆委員や執筆活動
2015年度以降、公立博物館等の委員を務めています。2017年・2019年・2021年・2022年には、企業ミュージアムに関するレポートを執筆しています(すべて綜合ユニコム株式会社発行)。株式会社講談社サイエンティフィク『博物館展示論』にも執筆しています。
◆その他
2001~2005年に、教育新聞で連載執筆を担当しました(「総合的学習とミュージアム」[13回]、「市民参加とミュージアム」[11回]、「感動する展示 in Museum」[11回]、「ミュージアムと学校」[7回])。現在は、法政大学博物館学芸員課程の講師を務めています。

福留 治郎編集・発行